続 2024年度新あいち創造研究開発補助金:公募要領を見る

(文字起こし)

 2月23日です。今日はですね、昨日お伝えしました、2024年度新あいち創造研究開発補助金。これの詳しい公募要領など見ながらご説明させていただきたいと思います。それでは、早速画面共有させていただきます。

 まず、簡単にどういった補助金なのか?というところですけれども。愛知県が独自に毎年行っている、研究開発に対する補助金になります。でこれ、昨日もお伝えした資料なんですが。特徴としては、国の補助金でものづくり補助金の省力化枠という、ぱっと思い浮かぶものがあるんですが。それよりもさらに大型の補助金になっております。で、大企業の方も対象になりますし、あと市町村の方も対象になるというところが特長になっております。

 簡単にですけども。補助上限につきましては研究開発と実証実験と2つ主に補助事業が分かれてるんですが。研究開発の方は大企業の方は上限2億円まで最大ということで、補助率2分の1になりますけど。まあ、そういう形になっております。あと、中小企業の方でこれまでにこの補助金を申請したことがないという方もトライアル型というのが応募できまして。この場合は補助率2/3以内で500万円が上限で補助が受けられるという形になっております。実証実験も市町村が絡む形で補助が受けられるという内容になっております。

 でですね。ここから詳しく公募要領に沿って見ていきたいと思います。これ、公募要領です。

 まず、研究開発の方につきまして、対象になる方、どういう方を対象とするかというのがここに書かれております。1つ目は外部機関と連携して実施する必要がある方という方。2つ目はアジアナンバーワン航空宇宙産業クラスター形成特区という、これ国の政策であるんですけども。これの目標達成に資する研究開発という形になっております。3番目としましては愛知シンクロトロン光センターを活用して実施する研究開発というふうになっております。で、4番の産産連携により実施する研究開発。これも対象者になるということです。ただ、4番のここ赤字で書いてあるんですが、この産産連携っていうのは自動車関連分野の産産連携にしないといけないということなので、他の産業の産産連携だと、受付ができないということになってしまうということです。そこだけちょっと注意が必要ということになっております。

 で2つ目の実証実験の方の対象の方の要件ですけども、これもいずれかに該当する者っていう縛りがありまして。まず1個目は市町村等と連携して実施する実証実験であること。または次世代成長分野関連技術の高度化または実用化に資する実証実験であること。アジアナンバーワン航空宇宙産業クラスター形成特区の目標達成に資する実証実験であること。4番目、産産連携により実施する実証実験であることということになっております。

 で、先ほどの研究開発の1番目、外部機関と連携してという条件。これの場合の条件ということなんですが。1つ目として大企業が中心となる事業については、産学官が連携する対応体制を構築する必要があります。というのが条件になっております。2つ目に中小企業の方が中心になる事業としましては原則として公設試験研究機関、大学等、と連携して行ってください。いうのが条件になっております。

 あと実証実験の方ですけども。実証実験の方は企業さんと市町村さんと連携をして、協力体制を構築することが条件になっておりますという形ですね。

 これ概要資料がありまして。そっちの方が分かりやすく書いてあるので。これ概要資料なんですけど。要はですね。研究開発の方も実証実験の方も何らかの連携を組む必要があるということになります。これまとめですけど。研究開発の方はまず1つ目。中小企業、事業協同組合等が中心となる場合は、原則として公設試験研究機関や大学等と連携して実施する必要があるということになります。トライアル型の方は、公設試験研究機関や大学との連携を必須ということにします。大企業が中心となるものについては産学官が連携する実施体制を構築する必要があるということです。で、実証実験の方につきましては企業様が愛知県内において実施する実証実験が対象で、市町村さんと連携が必要ということです。あと条件としては次世代成長分野関連技術の高度化、または実用化に資するものである必要もありますということになります。対象経費につきましてはここに載っております。まあ公募要領の方が詳しく出てますので、そちらでご確認をいただきたいと思います。

 ちょっと公募要領に戻りますけど。これトライアル型の説明です。トライアル型は一応応募できる方に条件がついていまして。過去にこの新あいち創造研究開発補助金の採択実績がない会社さんであることというのがまず条件です。これ全部満たさないと応募できないっていうことになります。トライアル型の場合ですけど。2つ目、事業計画が補助申請額500万円以下の研究開発になっていること。あんまり高額のものは条件に当てはまらなくなるということです。あと、公設試験研究機関や大学等と連携して実施するもの。これもさっき条件で説明させていただきました。で4番目。補助対象事業、実施条件に記載の要件を満たしていることと、まあ、これ公募要領で詳しく載ってますので。そこの要件を更に満たす必要があるということになっております。

 次ちょっと12ページまで飛びます。応募手続きですけれども。3月の25日から4月の5日金曜日の午後3時までに必着させる必要があると設定されております。で申請方法としては、電子申請のみということになっております。で、その電子申請システムとしては愛知県独自のもの、こちらに書かれている愛知電子申請届出システム、ここにURL載ってますので、これにアクセスして申請してくださいという方法がまず1つ目。これ2つ方法があります。で、2つ目はJGrants。これは国のデジタル庁の電子申請システムですけども。ここからも申請を出すことができるという形になっております。これ見ますとあいち電子申請届出システムの方もJGrantsの方も一応あのgBiz IDというgBizプライムアカウントを持っていらっしゃればそのアカウントを使ってログインができますので。どちらの方法でもいいんですが、とりあえずgBiz IDは必須になってくるかなというふうに思われます。これ取得までに1週間程度を要しますということで注意書きがここに書かれてます。直前になりますと結構皆さん、焦って来るかもしれないので、時間的な余裕があるときに早めに取得の準備を進めておかれるのがいいと思います。

 参考までに。えっと補助事業説明書。まあ、いわゆる事業計画書の書式ですけど。この補助金の場合もこのような書式で出してくださいというものがあります。で、ここに載ってますけども。こういう形で、今ご覧いただいていると思うんですが。他の補助金で申請する場合と同じような内容の事業計画書をこの書式を使って作ると。作成していく必要があるという形になっております。

 ここは事業計画及び事業実施方法についての説明のところです。このような形で、意義とか効果とか。一応字数制限もあるんですが。まあ、要点を踏まえて書いていかないとなかなか伝えたいことが伝わらないということになってしまってもいけませんので、書く内容は注意を要すると思います。

 まあ、このような形で申請書を作っていく。以上ですけど、こんな形で書式も載っております。あのURLなど詳しく、また下の方に書いておきますので、申請を検討されてる方、必ずよく内容を確認していただいてで申請書を作成して提出するということが必要になってきております。

 今日のところは以上です。また何か詳しくお伝えすべきことが出ましたらご告させていただきます。

●引用元:2024年度新あいち創造研究開発補助金
https://www.pref.aichi.jp/press-release/shin-aichi/koubo2024.html

公募要領
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/497022.pdf

チラシ
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/497027.pdf

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