特定行政書士法定研修考査を修了(合格)しました
平素は大変お世話になりありがとうございます。
ところでこの度、弊社代表の小池済夫(こいけよしお)は、日本行政書士会連合会(以下、「日行連」という)が10月20日に全国一律で実施した令和6年度の特定行政書士法定研修考査に初受験で一発合格しました。日頃大変お世話になっている弊社のお客様や他士業含めた先生方など、陰ながら見守り応援いただきましたことを最初に感謝したいと思います。いつもありがとうございます。今回、特定付記メンバーの仲間入りをすることができました。
11/5現在の情報ですが、国内の行政書士登録者数は52,000人余います。そのうち特定付記を受けている者は1割相当数の5,000人余しかいない状況です。今回私が受験した岐阜会場に限れば、県内の行政書士登録者は11/5現在約900人ですが、そのうち特定付記を受けている者は66人、今年の合格者は私を含めて5名だけでした。
試験範囲は私の場合司法試験予備試験の独学ストックですべて知っている内容だったとはいえ、去年から公表開始になった過去問と比べると明らかに難化しやや難しく感じました。私はHPで公表している通り法科大学院には一切通ったことはありませんが、法科大学院卒業者でも多少は復習しないと多分受からないと思います。
問題は、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、民事訴訟法、民事実務基礎(事実認定、要件事実論)、行政書士法(業際)、行政書士職務基本規則(特定行政書士倫理・コンプライアンス)、条文の読み方・法令解釈方法から出題され、幅広く問われました。
試験時間をフルに使い、全問全肢2周解きました。公表された正答と照らし合わせて自己採点したところ24/30で私の正答率は8割でした(正答率6割が合否を分けるボーダーライン)。問28肢1の審査請求(注:訴訟ではなく!)で処分の違憲性主張が可能という肢を自信をもって正しい肢と即座に判定できたことが密かに嬉しいです。
12月上旬をめどに日行連において小池済夫(こいけよしお)の行政書士登録原簿に特定付記がされ次第、弁護士法72条で定められた審査請求・再調査の請求・再審査請求などの行政不服申立事件に関する代理人として、法的紛争状態にあるこれら法律事件の法律事務を受任できるようになります。
また来月に特定付記がされましたら弊社の拡充業務等について別途ご案内・ご報告させていただきます。
多くのみなさん方からのご相談・お問い合わせをお待ちしています。このようにして大変微力ではございますが、少しずつ業務の幅が広がり、新たな人との出会いへと繋がっていくことに今からワクワクしています。
追伸
日行連の特定行政書士法定研修で配本された市販書籍の研修教材ですが、私は手持ちの予備試験教材等を復習で用いたため一度も使用しませんでした。写真の通り、新品・未使用・未開封です。開いた形跡もありません。もし来年の考査参考書として欲しい方がいらっしゃればご相談ください。