事業承継・M&Aのリーフレット
迫りくる2025年問題。弊社は国のM&A支援機関の登録を受け、M&Aアドバイザリー業務も行っています。自分の仕事が本当に社会的損失を減らすとともに、それが社会の成長契機となるなら、なんと素晴らしいことでしょう。
私は開業するまで、第三者承継は、M&Aの手法で実現できるとはいえ、言うほど簡単なことではないと思っていました。M&Aと言えば資金計画に余裕のある大企業が行うもので、取引の設計自由度が高い分リスクもあり、とても誰にとっても身近だとは言えないというイメージを抱いていました。実際、FA・仲介業務の最低報酬額の相場は、何千万円クラスのところが大半と、そんな話もよく耳にします(弊社はその10分の1弱ぐらいです)。
それでは利用したい人が利用できず一向に問題解決に繋がらないということで、M&Aの業務フローで非効率で高コストになりがちな工程を極力平準化してリモートで完結できるようにしたM&Aのマッチングプラットフォーマーが登場しました。
それまでは成約まで年単位で時間がかかることは普通のことでしたが、平準化してリモートで簡単にスピード処理できるようになり、最短3か月で成約することも可能になりました。弊社も活用することにしたそのプラットフォーマーは、今や国内のM&Aマッチング成約数No1の実績を掲げています。
公的な無料相談機関で、事業承継・引継ぎ支援センターが全国各地に設けられています。しかし、それらの機関に相談しても、あくまで表面的な助言しか得られないので、実際の取引にあたって、リスク回避の手段として、M&Aアドバイザーの専門家支援を受けることは事実上必須になっています。
また、公的相談機関で提供されるマッチング案件は往々にして前述した民間のM&Aプラットフォーマーが提供している情報だったりし、最終的にはその認定アドバイザーである私達に紹介が回ってくるということも多いようです。
私は、応援者であったかけがえのない父を亡くしました。私が死力を尽くしても救えなかった。別れというものは突然、無情・無慈悲にやってくる。人も会社も、経営者が一人であれば冷酷ながら寿命があります。どんなに有為な活動をし、社会から必要とされていても、承継する人がいなければ、それで途絶えてしまう。私は、自然の摂理に徹底的に反逆し、可能な限り有為な人と多く知り合って、有為な会社を存続させる活動をしたい。その考えで、この業務を開始しました。