もの補助18次:高付加価値化枠・グローバル枠公表

(文字起こし)

 はい、皆さんこんにちは。今日はものづくり補助金の第18次公募、これが公表されました。で、製品・サービス高付加価値化枠とグローバル枠の中身が分かってきました。これについてご案内させていただきます。それでは画面共有させていただきます。

 こちら第18次公募の公募要領になります。まず、期間見ていきます。公表が今日からということで、1月31日木曜日、17時から公開になっております。申請の受付ですけれども、3月11日月曜日17時から受付開始ということです。で、締め切りにつきましては3月27日水曜日、時間は17時まで。という形になっております。令和5年度補正予算に基づく公募についてはこの18次公募で終了ということです。

 注目の製品・サービス高付加価値化枠。まず、これについて。見ていきます。16ページです。皆様もお手元に公募要領をご準備いただいて、見ながら理解を深めていただければと思います。で、まずこれ、通常類型と成長分野進出類型とございます。で、通常類型につきましては、革新的な製品・サービス開発の取り組み。これに必要な設備システム投資等を支援します、ということです。で、成長分野進出類型の方につきましては、DX・GXに資する革新的な製品・サービス開発の取り組み、これに必要な設備とか、システム投資等を支援します、ということです。

 で、両方ともこの革新的な製品・サービス開発っていう要件が。両方とも入っているんですけども。この革新的な製品サービス開発とは何かというところですが、米印がされております。まあ、端的に言いますとここに飛ぶんですけども。同業の、同業他社において、すでに相当程度普及しているもの、製品・サービスの開発は、これは該当しませんということですので。ある程度普及しているものについては対象外というふうに捉えていただく必要があります。ですので、比較優位といいますか。他者と比較して優れていると思われる、製品サービスについては該当になってくると言えるんじゃないかと思います。

 補助金額につきましては、もうすでに公表されているデータですので。皆様方で確認しておいていただければと思います。補助率は、ここに書いてある新型コロナ回復加速化特例っていう要件ですけども。これ後ろの方に詳しく要件がいくつか載っているんですが。まあこれ見ますと全部賃上げ絡みの要件になっていますので。要はこれは賃上げに関する要件だというふうに、読み替えていただければいいんじゃないかと思います。その、賃上げの要件を満たせば、こういう補助率になりますよという形です。

 こちらに書いてあるんですが、資金を金融機関からの借入で賄うことを計画されている方については金融機関による確認書を提出する必要がありますということです。それを取得する時間とかも逆算して必要になってきますので、早めに動いていただく必要があります。

 次にグローバル枠ですけれども。海外事業を実施して、国内の生産性を高める取り組み、これに必要な設備とか、システム投資等を支援するという枠になっています。

 海外事業とは、海外への直接投資に関する事業。海外市場開拓に関する事業。インバウンド対応に関する事業。あと、海外企業との共同で行う事業を言いますと、いうことです。注意いただきたい点としましては、グローバル枠においては、事前にマーケティング調査を実施して、その結果に基づく開発・改良、あとブランディング等を行うことが基本要件となります。という条件が付いております。で、こちらの枠につきましても、資金を金融機関からの借り入れで賄うことを予定されている方は、金融機関による確認書が必要になってきます。ですので、取得に時間がかかるかもしれませんので、早めに動いていただく必要があります。

 大幅賃上げに関わる補助上限引き上げに関する特例。これも今回のこの、省力化枠ももちろんありますし、製品・サービス高付加価値化枠、あとグローバル枠についても、賃上げに関わる補助上限引き上げ特例が設定されています。

 その他の部分につきましても、皆様方のほうでよく公募要領をご確認しておいていただきたいと思います。今日の、今日のところは速報ということで。以上になります。また何かありましたらご報告させていただきます。それでは失礼します。

●ものづくり補助金 第18次公募要領
https://portal.monodukuri-hojo.jp/common/bunsho/ippan/18th/%E5%85%AC%E5%8B%9F%E8%A6%81%E9%A0%98_18%E6%AC%A1%E7%B7%A0%E5%88%87_20240131.pdf

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