超速報:閣議決定経産省関係補助金令和6年度補正予算案の概要(11/30更新)

 平素は大変お世話になっています。
 さて本日(令和6年11月29日夕刻)、政府において令和6年度補正予算案が閣議決定されました。先ほど、国の補助金で経産省関係の補正予算案に関する資料が公表されましたので、取り急ぎの速報ということで情報提供します。

 ① 中小企業生産性革命推進事業【3,400億円】
 ものづくり補助金、IT 導入補助金、小規模事業者持続化補助金、事業承継・M&A補助金について、補助事業合計3,400億円分が補正予算案で計上されています。(下記引用元資料2ページ参照)
 事業再構築補助金・省力化投資補助金については今年度の補正予算案で新たに手当する予算の記載は見当たりません。(これまでの基金の残金で公募継続していくものと思われます。事業再構築補助金については検討中の後継補助金の存在が明らかになりました。新事業進出補助金が新設されるようです。この他にも、中小企業成長加速化補助金予算1,000億円規模の新設が検討されている模様です。)
 
 ② 中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金【1,400 億円、国庫債務負担行為を含め3,000億円規模】
 大規模成長投資補助金について、1,400億円・国庫債務負担行為を含め3,000億円規模の予算計上がされています。(下記引用元資料2ページ参照)

 ③経済環境変化に応じた重要物資サプライチェーン強靱化支援【1,978 億円】(うち、GX:1,778億円)
 経済安全保障の観点から、厳しさを増す地政学的環境変化及び破壊的な技術革新に対応するため、以下の重要な物資に関し、それぞれの特性に応じた、生産基盤の整備、供給源の多様化、生産技術の導入・開発・改良、代替物資の開発等の安定供給確保を図るための取組に対し必要な支援を行うため、1,978億円の予算計上がされています。大企業も対象。
➢ 特に、蓄電池:1,778億円(GX)
蓄電池・部素材・製造装置の設備投資及び技術開発に対する支援を行い、次世代電池も含めて国内における蓄電池サプライチェーンを強化する。(下記引用元資料8ページ参照)

 ④ 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金【580億円】(GX)
 家庭のエネルギー消費の約3割を占める給湯分野につき、高効率給湯器の導入を支援するために580億円分の補助金予算が計上されています。また、寒冷地の高額な電気代の要因となっている蓄熱暖房機等の設備を一新する場合には、加算措置を行う。(下記引用元資料10ページ参照)
 
 ⑤ クリーンエネルギー自動車導入促進補助金【1,100億円】(GX)
 ⑥ クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導
入促進補助金【360億円】
 CEV補助金について、電気自動車や燃料電池自動車等の購入費の一部を補助する予算で1,100億円が計上されています。また、電気自動車等の充電設備等の購入費及び工事費並びに燃料電池自動車の充てん設備の整備費及び運営費の一部を補助する予算で360億円分が計上されています。(下記引用元資料11ページ参照) 

●引用元
経済産業省関係令和6年度補正予算案のポイント
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2024/hosei/pdf/r6_point.pdf

経産大臣政務官竹内真二参院議員のX 補正予算案の概要
https://twitter.com/takeuchishinji3/status/1862088021115605040

経産大臣閣議後記者会見の概要 質疑応答Q&A1番目 新事業進出補助金 経産省公式HP
https://www.meti.go.jp/speeches/kaiken/2024/20241129001.html

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