おかえり!再構築補助金第12回公募開始!!

(文字起こし)
 はい。みなさんこんにちは。今日はですね。待望の。待望の事業再構築補助金第12回公募。これが昨日、4月23日についに補助金事務局から発表されました。これについて詳しく見ていきたいと思います。画面共有させていただきます。

 詳しくは、正確には公募要領を読んでいただかないといけないんですが。概要資料が、経産省の方から上がってますので。今日の段階ではこちらを使って説明をさせていただきます。リーフレットもこのように上がっていますが、こちらの方が詳しいので、こちらを見ながらいきたいと思います。

 まず今回、3枠に集約されました。成長分野進出枠。コロナ回復加速化枠とサプライチェーン強靭化枠という形になっています。

 補助上限につきましては数千万円。このような形で数千万円から最大、サプライチェーン強靭化枠が大きいんですが、3億円。建物費を含む場合は5億円まで、という形になってます。補助率につきましては、1/2から最大で3/4という形になってます。

 共通要件としましては、事業再構築指針に示す再構築の定義に該当すること、というのがまずあります。で、こちらに定義が簡単に書いてあるんですけど。以下の6類型ということで。新市場進出か、事業転換か、業種転換か、事業再編か、国内回避か、地域サプライチェーン維持・強靭化か。という形になってます。このどれかに該当しないと、この補助金は残念ながら使えないということです。そこはよく確認していただく必要があります。

 こっから個別の枠についての要件が書かれています。皆様方でも見ておいてください。このような形でですね。コロナ回復加速化枠については、要件として付加価値額の増加に加えて、以下の要件のいずれかを満たすことっていう条件が付いてます。一つ目の要件としてはコロナ借り換え保証等で既往債務を借換えていること。コロナ借り換え保証等は以下の制度を指しますというのが、載っています。これらで既往債務を借り換えていること、または再生事業者であること。このどっちかでいいんですけど。このいずれかを満たしてないといけないという要件が付いております。今までコロナの要件としては、売上高減少要件っていうのを聞いた、聞かれたことある方もいらっしゃるかと思うんですが。そういう要件が課されていた枠があったんですが。もう今回からは一切撤廃されました。ですので、売上高減少要件が求められることはありません。その代わり、このコロナ借り換え保証等で既往債務を借り換えていることっていう、要件を満たしているか、または事業再生事業者であること。そのどっちかを満たしてないとこのコロナ回復加速化枠は申請できないという形になっています。

 最低賃金類型の方も同じくコロナ借り換え保証等で既往債務を借り換えていることという要件が、任意ですけども入ってます。

 これは賃上げ要件を満たすと補助上限も上がりますよという話で、今回もそういう形になってます。

 サプライチェーン強靭化枠につきましては、ここに要件が書いてあるんですが。今回これ補助上限が結構特徴的でして。3億円。建物費を含む場合はさらに2億円アップして5億円まで補助しますという内容になっています。ですので、もしサプライチェーン強靭化枠の要件を満たすようであれば、積極的にこの枠で申請するっていうのも、一つの考えとしてあると思います。

 あと、今回から事前着手届出制度については原則廃止になっています。

 補助対象外事業についてはこちらにずらっと載っております。これも確認しておいていただければ。前回とそんなに変わりはないかと思います。

 補助対象経費。サプライチェーン強靭化枠以外での補助対象経費につきまして、こちらに載っております。これも確認しておいてください。機械装置、システム構築費についてはここに書いてありますが、昭和40年大蔵省令15条。ここに機械及び装置っていう表が載ってまして。ずらっとリストで載ってるんですけど。そこに載ってるものは対象ですと。対象外のものとして有名なのは、やはり自動車等車両とか、汎用品。パソコン、スマートフォン等っていうのはダメですよ。これ前回もダメとされてましたが、今回もダメです。

 あと、サプライチェーン強靭化枠での補助対象経費の説明ですけども。サプライチェーン強靭化枠では補助対象経費としては、建物費と機械装置・システム構築費だけになってますので。一応そこは注意してください。

 審査の観点は、今回から口頭審査が入る方がいます。一定の審査基準を満たした事業者の中から、必要に応じてオンラインによる口頭審査を実施します。事業計画について事業の適格性、アクション性、優位性、実現可能性等の観点について審査しますよということが書かれています。これ、ものづくり補助金ではもうすでに前回の公募で口頭審査導入されましたという大きなトピックで説明させていただいてるんですが。公募要領見ますとそれとほぼ同じ内容でしたので、おそらく同じような要領でやるんだろうなと思われます。ちなみにですけども。皆様方はカメラをオンにして審査員側はカメラをオフにしてという環境でやらなきゃいけないということです。Zoom等でやると書かれてました。で、出席者につきましては、会社の代表者の方等一人。ということで、社外顧問とか支援事業者の同席は認められないということも書かれてました。

 あとプロセス・フォローアップ。補助事業の実施期間につきましては12カ月、14カ月、28カ月ということで。これは事業類型によって異なりますよという形でええ実施がされていきます。

 以上になります。また何か動きがあればお知らせさせていただきます。これようやく始まった。再開した。半年ぶりに再開した公募になっておりまして。次いつあるかっていうのは、なんとも読めないところありますが。

 私の感想としては、おそらく今回限りではなく、これの次の公募もおそらくあるんじゃないかなとは思ってますが。まあなにせこう間隔が結構空いているので、また開く可能性もありますので。今あの7月26日までが公募期間だったと思いますけれども。まだ今からだいぶ時間もありますし。もし申請を検討されている方がいれば7月26日。この今回の12回公募でなんとか間に合わせた方がいいと思います。これ、結構書類集めですとか、書類作成したりするのにも時間かかると思いますので、もう今からすぐ取り掛かっていただきたいと思います。

 また、何か動きがありましたらご報告させていただきます。今日のところは以上です。

●引用元 第12回公募の概要
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/summary.pdf?0423

公募要領 成長分野進出枠・コロナ回復加速化枠
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/koubo.pdf

公募要領 サプライチェーン強靭化枠
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/koubo_sc.pdf

第12回公募リーフレット
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/jigyo_saikoutiku.pdf

事業再構築指針(令6.4.23改訂)
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/shishin.pdf?0330

補助金事務局公式HP
https://jigyou-saikouchiku.go.jp

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