経済安保:特許出願非公開制度の説明動画及び資料
独立行政法人工業所有権情報・研修館(特許庁関連リンクに記載あり)において、令和6年5月1日から施行される経済安保に係る特許出願の非公開に関する制度の説明動画、および説明資料が掲載されています。
この制度は、これまでは公開が原則だった特許出願において、公にすることにより国家及び国民の安全を損なう事態を生ずるおそれが大きい発明が記載されている特許出願につき、出願公開等の手続を留保するものです。
大きなものとしては、保全審査、保全指定、不服審査、損失補償請求の各制度が新設されます。これらの手続は内閣府が窓口となり、内閣総理大臣が行政庁となって行われることになります。特許庁への手続ではなく内閣府への手続となるため、行政書士法の規定により、代理人業務は行政書士または弁護士による、共管独占業務となります。
このうち、動画では保全審査の部分しか収録がありませんが、一番最初に制度概要が15分弱で説明されています。ぜひ制度全体像把握にご活用いただければと思います。
●引用元:独法「IPePlat(工業所有権情報・研修館)」の制度説明動画
おススメコース中の「特許出願非公開制度について」をご覧ください。ログインなしで無料で視聴できます。(視聴にはポップアップブロックの解除が必要です)
https://ipeplat.inpit.go.jp/Elearning/View/Login/P_login.aspx
●内閣府 政策 経済安保 特許出願の非公開に関する制度
https://www.cao.go.jp/keizai_anzen_hosho/patent.html#patent_gaiyou
●特許庁関連リンク
https://www.jpo.go.jp/system/patent/shutugan/hikokai/index.html